暴力、度重なる浮気、借金癖…など誰が見てもよくない恋人と別れられずにいる女性…多いですよね。
相手のために自分を犠牲にして尽くして自分を見失ってしまうような状態です。
また切れ目なしに恋人を作ったり、複数の相手と付き合ったり…そんな女性も増えているようです。
こういった健全とはいえない恋愛をしてしまうのは、「恋愛依存症」のせいかもしれません。
まわりの忠告を聞き入れずよくない恋愛を繰り返してしまう場合、恋愛依存症の可能性が高いです。
今回はそんな「恋愛依存症」とは何なのか、またその「克服方法」についてを前後編にわけて紹介したいと思います。
●恋愛依存症ってなに?恋愛依存症とは幼い頃の愛情不足が原因で陥りやすい心の病といえます。
愛情不足で育つと 愛情不足で育つと自分自身を認めることが出来なくなり、そんな自分は「他人に愛される存在ではない」「駄目な人間」などと過小評価しやすく、もっと「愛されたい」「満たされたい」とエスカレートして願うようになります。
自分の中での満たされない感情を「恋愛」という形の幻想で相手にかぶせることを恋愛依存症と呼ぶのです。
●恋愛依存症によくあるパターンは?1)1)重大な欠陥がある相手でも「カレには私しかいない」「あの人無しでは生きていけない」「見捨てられたくない」などと思い別れられない
2)1人になる不安から切れ目なしに恋人を作ったり、複数と付き合ったりする
3)ひどい束縛をしたり相手をコントロールしようとしたりする
4)相手の行動を常に把握していないと不安になる(頻繁なメールや電話での確認)
5)四六時中一緒にいたがったり、離れていると不安で仕方なくなる
6)先にした友達との約束よりも、彼との予定が入ったら友達の約束をキャンセルする。
7)何度も「私のこと好き?愛している?」などと聞いてしまう。
ひとつでも当てはまったら要注意!
上記のような行動の先に、幸せな関係は成り立たないといえるでしょう。
●どうしてそうなるの?恋愛依存症のひとは「相手は相手、自分は自分」という「自他の区別」がつかないことが多く、常に一緒にいることを望んだり相手の全てを把握したがるなど、他人同士では到底 無理なことを100%叶えようとします。
これは異常なまでに相手との同調や同化を求めてしまうせいといえます。
また自信のなさから常に誰かに求められていないと不安になり、恋愛で気持ちを満たそうとします。
恋人に重大な欠陥があっても「見捨てられないたくない」「私と同じようにこの人にも私しかいない」という気持ちが働き依存が辞められないケースも。
どれも幼少期の愛情不足が原因となっていることが可能性として多く、恋愛によって満たされなかった愛情を得ようとする結果です。
恋愛依存症に陥ると悪化してしまうケースが多いので、思い当たるふしがある場合次回の「恋愛依存症を克服する方法」を参考にしてみて下さい。
馳力片