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前回の記事では、夫がうつ病かもしれない場合の病院選びのコツなどについて解説しました。
今回は、“夫に向いているのは男性の医師or女性の医師?”というテーマで、ゆうメンタルクリニックのゆうきゆう先生からのアドバイスをお届けします。
■男性医師と女性医師それぞれの特徴について
前回の記事で“精神科の良し悪しは患者さんと医者の相性によるところが大きい”というお話がありましたが、男性医師・女性医師という点ではどうなんでしょう?
“こういう患者さんには男性医または女性医がいい”というタイプのようなものがあれば、ぜひ教えてください。
「人の気持ちに対して共感する能力は女性が高いと言われています。
実際、女性医師を指名する男性患者さんは、悩み事があったり、“つらい気持ちを誰かに聞いてほしい”というタイプです。つらい気持ちをあなたによく打ち明ける男性には女性医のほうが話しやすいかもしれません」
じっくり話を聞いてもらいたい患者さんは女性医のほうがいいということですね。逆に、男性医向きの患者さんというとどんなタイプになりますか?
「“とくに悩み事はないけれど寝つきが悪い”というように、身体症状が主に気になっている患者さんは女性医師に診察してもらうことにメリットを感じないかもしれません。
また、EDゴールドバイアグラなど、女性医師には話しにくい問題をかかえている可能性があれば男性医師を指名したほうがいいでしょう」
ED精力剤の悩みは、たしかに女性医師には相談しづらいですね。あと、「うつ病の夫が病院に行きたがらない場合の対処法」でもあったように、男性はうつ病にかかってもすごく強がりな部分があります。女性医師に対して虚勢を張ってしまって話しづらいということはありませんか?
「“女性だから”という理由では、あまり診察を嫌がることはありませんが、普段から女性に対して少し緊張してしまうのであれば、同性の医師の方がいいかもしれませんね。
“精神科医という専門家を頼る”と決めた時点で、ほとんどの男性は、性別にはそれほど拘りません。
ただ、相手を異性として認識してしまうと、話しづらくなることがあるのは確かです。
女性に対して緊張しやすかったり、意識してしまいやすいようなら、同性の医師・あるいは年配の女性医師を選ばれるといいですね」
最近は、「え! この人がお医者さん!?」って感じの若くて美人な先生が随分多いですよね。そういう医師を目の前にすると、男性は緊張してしまうかもしれません。特に、普段からそういう傾向がある男性だと、同性の医師か、あるいはお母さんのような医師のほうが向いているというわけですね。
「精神科は女性医師も少なくありませんので、ひとつの病院でどちらの先生もいる……という場合もあります。
また、まずは一度受診して、その後同性がいいか・異性がいいか……といった選択もできますので、初診の時は、それほど拘らない方がいいでしょう。
気になる場合は、両方在籍しているかどうかを、電話などで問い合わせてみましょう」
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